2026-06-04
デジタル化・AI導入補助金2026とは?旧IT導入補助金との変更点を解説
2026年度から「IT導入補助金」は「デジタル化・AI導入補助金2026」へ名称変更されました。 AI搭載ツールの導入支援が強化され、中小企業がAIを活用したDXを推進しやすくなっています。
「IT導入補助金の内容が変わったと聞いたが、自社はまだ申請できるのか」「何がどう変わったのかわからない」——そうお感じの経営者の方に向けて、2026年度の最新情報をわかりやすくまとめました。
デジタル化・AI導入補助金2026とは?制度の基本
デジタル化・AI導入補助金2026(旧:IT導入補助金)は、中小企業・小規模事業者がAIを含むITツール(ソフトウェア・サービス等)を導入する際の費用を補助する国の制度です。中小企業庁・中小企業基盤整備機構が運営しています。
労働生産性の向上を目的として、バックオフィス業務のデジタル化から、AI活用による業務改革まで幅広く支援します。
補助率・補助額の目安
| 区分 | 補助率 | 対象金額帯 |
|---|---|---|
| ITツール(通常) | 3/4以内 | 補助額50万円以下の部分 |
| ITツール(小規模事業者) | 4/5以内 | 補助額50万円以下の部分 |
| ITツール(通常・小規模共通) | 2/3以内 | 補助額50万円超〜350万円の部分 |
ℹ️補助額・補助率は枠によって異なります
上記は標準的なITツール枠の補助率です。申請枠・類型によって補助率・上限額が変わります。最新の公募要領は必ず公式サイト(中小企業基盤整備機構)でご確認ください。
IT導入補助金2025からの主な変更点
2026年度の「デジタル化・AI導入補助金」では、旧IT導入補助金から以下の点が変更・強化されました。
1. 名称変更とAI支援の強化
最も大きな変更点は制度名の変更です。「IT導入補助金」から「デジタル化・AI導入補助金2026」へ改められ、AIを含むITツールの導入が明確に支援対象として位置づけられました。
従来は会計ソフトや受発注システムが中心でしたが、2026年度からはAI搭載の業務効率化ツール・生成AI活用ツールなども積極的に補助対象として取り込まれています。
2. 2回目以降の申請要件が追加
2026年度から、2回目以降の申請に新たな要件が設けられました。事業計画期間において、1人当たり給与支給総額(非常勤を含む全従業員)の年平均成長率に関する要件が加わっています。
⚠️2回目申請を検討している方は要注意
前年度に採択されて再度申請を検討している場合は、新たに追加された給与要件を必ず確認してください。詳細は公式サイトの公募要領をご覧ください。
3. 申請枠の構成は概ね継続
補助率・対象経費の考え方や申請枠の構成は、IT導入補助金2025の枠組みを概ね踏襲しています。インボイス枠・セキュリティ対策推進枠などは引き続き設けられています。
申請できる企業の条件
デジタル化・AI導入補助金2026の主な申請対象は以下のとおりです。
| 区分 | 主な条件 |
|---|---|
| 中小企業 | 資本金・従業員数が中小企業基本法の定義に合致する法人 |
| 小規模事業者 | 商業・サービス業は従業員5名以下、製造業その他は20名以下 |
| 個人事業主 | 青色申告を行っていること(一部枠は要確認) |
補助対象となるのは、補助金事務局に登録されたIT導入支援事業者(ベンダー)が提供するITツールに限られます。市販のソフトウェアを自分で購入しても補助されない点に注意してください。
ℹ️IT導入支援事業者(ベンダー)経由で申請
デジタル化・AI導入補助金2026は、申請者(中小企業)とベンダーが共同で申請する仕組みです。まず登録ベンダーを探し、ツール選定から申請まで連携して進めます。
申請の流れ:5ステップで簡単解説
申請の基本的な流れは旧IT導入補助金と同様です。
- GビズIDの取得(約2〜3週間かかるため早めに着手)
- IT導入支援事業者・ツールを選定(公式サイトで登録ベンダーを検索)
- 事業計画書・必要書類を準備(ベンダーと連携)
- 電子申請(採択・交付決定を待つ)
- 交付決定後にツールを導入・実績報告
⚠️交付決定前の契約・支払いは補助対象外
交付決定通知を受け取る前にITツールの契約・支払いをしてしまうと、補助対象外になります。必ず採択(交付決定)後に進めてください。
各ステップの詳しい手順・必要書類一覧は「IT導入補助金の申請方法【2026年版】」で解説しています。対象企業・対象経費の詳細については「IT導入補助金の対象企業・対象経費を徹底解説」もご参照ください。
よくある質問(FAQ)
デジタル化・AI導入補助金2026でAIツールは補助されますか?
はい、AI搭載のツールも補助対象として含まれています。ただし、補助対象となるのは補助金事務局に登録されたベンダーのITツールに限られます。導入したいAIツールが登録されているかは公式サイトで確認してください。
IT導入補助金に申請したことがある企業でも申請できますか?
申請可能ですが、2026年度からは2回目以降の申請に新たな要件が追加されています。給与支給総額の成長率に関する条件が設けられているため、最新の公募要領をご確認ください。
申請から補助金の振り込みまでどのくらいかかりますか?
採択・交付決定・ツール導入・実績報告・審査のプロセスを経るため、数か月〜半年程度かかるのが一般的です。資金繰りのスケジュールに余裕を持って計画してください。
まとめ:2026年はAI活用補助金として進化
- IT導入補助金は2026年度から「デジタル化・AI導入補助金2026」に名称変更
- AI搭載ツールの導入支援が強化され、DX推進をより後押し
- 補助率の基本構造(最大3/4・小規模4/5)は継続
- 2回目以降の申請に給与要件が追加されたため、再申請者は要確認
- 申請は登録ベンダー経由・交付決定後に導入が基本ルール
AIツールの導入コストを国が補助してくれるこの制度は、中小企業のDX推進にとって大きなチャンスです。公募スケジュールには締切があるため、早めの情報収集と準備をおすすめします。
✅【PR】補助金申請に必要な確定申告書をスムーズに準備する
補助金申請では確定申告書や決算書の提出が求められます。マネーフォワード クラウド確定申告は、銀行口座・カード明細と自動連携し、確定申告の作業を大幅に効率化できます。
▶ 無料で試してみる(マネーフォワード クラウド確定申告)📌自社に合う補助金を探してみよう
デジタル化・AI導入補助金2026のほかにも、ものづくり補助金・省力化補助金など中小企業向けの補助金は多数あります。補助金ナビでは業種・規模・目的から最適な補助金を検索できます。
補助金ナビで補助金を検索する → 補助金ナビ