2026-07-01

補助金の採択結果はいつわかる?審査期間の目安と採択発表後にすること【2026年版】

補助金に申請した後、最も気になるのは「採択結果はいつわかるの?」という点です。申請から採択発表まで数週間〜数か月かかることも珍しくなく、その間の不安を感じる経営者の方も多いです。

本記事では、主要な補助金の採択発表時期の目安と、審査期間中にやっておくべきこと、採択・不採択それぞれの次のアクションを解説します。

補助金の採択発表までの審査期間の目安

補助金の採択発表時期は制度によって大きく異なります。一般的な目安を以下の表にまとめました。

補助金名申請締切から採択発表までの目安備考
省力化補助金(一般型)約2〜3か月申請締切後、採択審査・交付決定が順次進む
ものづくり補助金約2〜3か月公募回によって変動あり
デジタル化・AI導入補助金約2〜4週間IT導入支援事業者経由の申請のため比較的早い
小規模事業者持続化補助金約3〜4か月採択→交付申請→交付決定と複数ステップ
事業承継・M&A補助金約2〜3か月公募回によって変動あり

ℹ️公式発表が最も確実

審査期間の目安はあくまで過去の傾向です。実際の採択発表日は各補助金の事務局が公式サイトや申請マイページで告知します。公式サイトのお知らせを定期的に確認しましょう。

省力化補助金(一般型)の採択発表時期

省力化補助金(中小企業省力化投資補助金)一般型の第7回公募(2026年7月1日〜7月31日)の場合、申請締切の7月31日から概ね2〜3か月後に採択結果が発表される見込みです。

ただし、申請が集中した場合や審査に追加確認が必要な場合は遅延することもあります。採択発表の告知は省力化補助金公式サイトで行われるため、定期的に確認してください。

採択発表後は、交付申請→設備発注→設備導入→実績報告という流れで進みます。

詳しい申請フローは「省力化補助金の申請方法・手順【第7回版】」をご参照ください。

ものづくり補助金の採択発表時期

ものづくり補助金は年に複数回(例年3〜4回)公募があり、各回の締切から約2〜3か月後に採択発表が行われています。

採択後に電子交付決定が届くまでのスケジュールも比較的長いため、採択通知が届いても実際に設備を発注・導入できるのはさらに数週間後になることがあります。

⚠️採択前に設備を発注してはいけない

補助金の「交付決定」が下りる前に設備を発注・契約した場合、その費用は補助対象外となります。採択通知が届いた後も、必ず交付決定を確認してから発注に進んでください。

ものづくり補助金の詳しい申請手順は「ものづくり補助金の申請方法【2026年版】」で解説しています。

デジタル化・AI導入補助金の採択発表時期

デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)は、IT導入支援事業者と共同で申請する仕組みのため、他の補助金と比較して審査・採択発表が速いのが特徴です。申請締切から概ね2〜4週間程度で採択発表が行われます。

2026年の第3次締切(7月21日予定)で申請した場合、採択発表は8月上旬〜中旬頃が見込まれます。最新の日程はデジタル化・AI導入補助金公式サイトをご確認ください。

詳細は「デジタル化・AI導入補助金 第3次締切直前ガイド【2026年版】」でも解説しています。

小規模事業者持続化補助金の採択発表時期

小規模事業者持続化補助金は、申請締切から採択発表まで約3〜4か月かかることが多い補助金です。採択後も交付申請→交付決定→事業実施という複数ステップを経るため、補助金の実入金まで総じて時間がかかります。

第20回公募(申請締切2026年12月15日予定)の場合、採択発表は2027年3〜4月頃になると見込まれます。

審査期間中にやっておくべきこと

採択発表を待っている間も、以下の準備を進めておくと、採択後の手続きをスムーズに進められます。

1. 交付申請の流れを予習する

採択通知が来た直後に交付申請の手続きが必要です。GビズIDでのログイン方法・必要書類の種類を事前に確認しておきましょう。

2. 見積書・設備情報を整理する

採択後、速やかに設備の発注・導入を進めるために、事前に複数の業者から見積もりを取っておくことをおすすめします。

3. 認定支援機関との連携を継続する

ものづくり補助金など認定支援機関が関わる補助金では、採択後の交付申請・実績報告の段階でも支援機関の確認が必要になる場合があります。引き続き連絡を取り合っておきましょう。

4. 資金繰りの計画を立てる

補助金は後払いです。採択→交付決定→事業実施→実績報告→審査→入金まで、複数か月かかります。その間の設備代金・工事費は自社で立て替えが必要なため、つなぎ融資の検討も視野に入れてください。

つなぎ融資で資金調達の選択肢を広げる

補助金採択後の設備投資費用を一時的にまかなうため、日本政策金融公庫や地域の信用金庫でつなぎ融資を利用する中小企業も多いです。採択が決まったら早めに金融機関に相談しましょう。

採択された場合:まず何をするか

採択通知が届いたら、以下のステップで迅速に手続きを進めます。

Step 1. 採択通知の内容を確認する 採択通知書に記載された補助金額・事業実施期間・条件(賃上げ要件など)を確認します。

Step 2. 交付申請を行う 採択通知後、所定の期間内に「交付申請」を行います。jGrants等で申請したパターンに応じて、交付申請書・誓約書・見積書等を提出します。

Step 3. 交付決定を受けてから発注する 「交付決定通知書」が届いたことを確認してから、設備の発注・契約を行います。交付決定前の発注・契約は補助対象外となるため注意してください。

Step 4. 事業を実施・実績報告を行う 補助事業実施期間内に設備導入・事業を完了させ、完了報告(実績報告)を提出します。

採択後の詳しい手続きは「補助金採択後にすること【2026年版】」で網羅的に解説しています。

不採択だった場合:次の一手

不採択になっても、多くの補助金は次の公募に再申請できます。

まずやること:

  1. 審査コメントを確認する — 事務局から審査コメントが届く補助金の場合、必ず内容を確認し事業計画書の改善に活かす
  2. 不採択の理由を自己分析する — 革新性の記述が薄かったか、数値根拠が不足していたかなど
  3. 次回公募のスケジュールを確認する — ほとんどの補助金は年複数回の公募があります

不採択後の再申請手順は「補助金が不採択になったら?再申請のコツ【2026年版】」で詳しく解説しています。

まとめ

  • 補助金の採択発表まで、デジタルAI補助金は2〜4週間、ものづくり・省力化は2〜3か月、持続化は3〜4か月が目安
  • 審査期間中は交付申請の予習・見積書整理・資金繰り計画を進めておく
  • 採択されたら交付決定後に発注(それ以前の発注は補助対象外)
  • 不採択でも次の公募に再申請できる

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