省力化補助金 採択率と不採択になる主な原因【2026年第7回最新】

著者: 補助金ナビ編集部最終更新日: 2026-07-05出典: jGrants(デジタル庁)・各補助金公式サイト

「省力化補助金に申請したけど不採択になった」「採択率はどれくらい?」——中小企業省力化投資補助金を検討している事業者から多く寄せられる疑問にお答えします。

2026年第7回公募の締切は2026年7月31日(金)17:00です。不採択になる主な原因を把握した上で対策を取れば、採択率を大きく改善できます。

ℹ️この記事のポイント

  • 省力化補助金の採択率の実態
  • 不採択になる主な原因(5つ)
  • 採択率を上げるための具体的な対策
  • 第7回公募(締切7/31)に向けたチェックリスト

省力化補助金の採択率はどれくらい?

中小企業省力化投資補助金の公式採択率は回次によって異なりますが、過去の公募では50〜70%程度の採択率が報告されています。

採択率に影響する主な要因

要因詳細
申請した製品カテゴリカタログ掲載製品かどうか(カタログ外は原則対象外)
事業計画の質労働生産性向上の数値目標の具体性
賃上げ要件への対応賃上げ表明の有無と計画の妥当性
書類の完全性必要書類の不備・記載漏れ
申請枠の選択一般型・大規模型など自社規模に合った枠の選択

⚠️省力化補助金はカタログ掲載製品のみ対象

省力化補助金(中小企業省力化投資補助金)の最大の特徴は、導入できる設備・機器が事前に登録されたカタログ掲載製品に限定される点です。カタログ外の製品は原則対象外となります。申請前に必ずカタログで確認してください。


不採択になる主な原因5つ

原因1. カタログ外の製品を申請した

最も多い不採択原因です。省力化補助金は、中小機構が管理する製品カタログに登録された機器・システムのみが補助対象です。

  • ✅ 対象:自動搬送ロボット(AGV)、協働ロボット、スマートレジ、自動包装機 など(カタログ掲載品)
  • ❌ 対象外:カタログ未登録の汎用機械、リース契約、中古機器(原則)

申請前に省力化補助金公式サイト(shoryokuka.smrj.go.jp)のカタログ検索機能で必ず確認してください。

原因2. 労働生産性向上の目標が不明確・低すぎる

省力化補助金は「人手不足解消・省力化」を目的とした補助金です。事業計画書に以下を明記する必要があります:

項目NG例OK例
現状の課題人手が足りない製品検査工程に1日8時間×3人が従事している
導入効果省力化できる自動検査ロボット導入で月間240時間の省力化を見込む
労働生産性向上する3年後に労働生産性を現状比25%向上させる計画

労働生産性の計算方法

労働生産性 = 付加価値額 ÷ 従業員数(または労働時間)
付加価値額 = 営業利益 + 人件費 + 減価償却費
過去の決算書から算出し、3年後の目標値も計算して記載しましょう。

原因3. 賃上げ要件を満たしていない

2026年度の省力化補助金では、**採択後の賃上げ(給与総額の引き上げ)**が要件となっています。

  • 最低要件:事業計画期間(3年)内に給与総額を年率平均3%以上引き上げる
  • 賃上げ計画が現実的でない(財務状況と乖離している)場合は減点・不採択につながる

現在の賃金水準と財務状況から、本当に実現できる賃上げ計画を記載してください。

原因4. 必要書類の不備・記載漏れ

書類の不備・記載漏れは不採択の直接原因になります。よくある不備:

  • 法人の場合:直近2期分の決算書が片方しか添付されていない
  • 個人事業主の場合:確定申告書の収支内訳書が添付されていない
  • 賃金台帳・労働者名簿の最新版が添付されていない
  • 相見積書に製品の仕様が明記されていない

→ 提出書類の完全なリストは省力化補助金の必要書類チェックリストを参照

原因5. 申請枠(一般型・大規模型)の誤り

従業員数の目安補助上限額
小規模5人以下(製造業等20人以下)最大1,000万円
中規模6〜20人(同21〜50人)最大2,500万円
大規模21人以上(同51人以上)最大8,000万円

自社の従業員規模に合わない枠を選ぶと審査で不利になります。業種ごとに中小企業者の定義が異なる点にも注意してください。


採択率を上げるための対策

対策1. 事業計画書の「数値化」を徹底する

採択されやすい事業計画書は数字が豊富です:

  • 省力化効果:○人月の削減、○時間/日の削減
  • コスト削減:年間人件費○万円の削減
  • 生産性向上:労働生産性○%向上
  • 投資回収期間:導入費用は○年で回収見込み

対策2. カタログ掲載製品のメーカー・販売代理店と連携する

カタログに登録されている製品のメーカーや販売代理店は、補助金申請のサポート実績がある場合が多く、書類作成のアドバイスを受けられることがあります。

対策3. 認定経営革新等支援機関(認定支援機関)を活用する

税理士・中小企業診断士などの認定支援機関は、事業計画書の審査経験が豊富です。計画書のレビューを依頼することで採択率を高められます。

認定支援機関の活用方法を参照

対策4. 加点項目を取得する

省力化補助金では以下が加点要因になります:

  • 賃上げ上乗せ表明(上記の最低要件を超える賃上げ計画)
  • 経営革新計画の承認(都道府県知事による承認)
  • デジタル枠・グリーン枠の活用(対象製品の場合)

第7回公募(締切7/31)直前チェックリスト

チェック項目確認
導入予定機器がカタログに登録されているか確認済み
GビズIDプライムを取得済み(申請に必要)
省力化効果・労働生産性向上を数値で計算済み
賃上げ計画(年率3%以上の給与総額引き上げ)を策定済み
直近2期分の決算書(または確定申告書)を準備済み
機器の見積書(2社以上)を取得済み
賃金台帳・労働者名簿(最新版)を準備済み
jGrantsで申請操作を事前確認済み(締切直前は混雑)

⚠️締切は7月31日(金)17:00厳守

第7回公募の申請受付締切は2026年7月31日(金)17:00です。締切直前はjGrantsのサーバーが混雑する傾向があるため、7月25日までの提出を強く推奨します


まとめ

  • 省力化補助金の不採択原因は①カタログ外製品の申請②事業計画の数値不足③賃上げ要件不備④書類不備⑤申請枠ミスの5つが主要
  • カタログ掲載製品かどうかの確認が最重要。申請前に必ず公式カタログで確認する
  • 事業計画書には「何時間削減できるか」「労働生産性を何%向上させるか」を数値で明記する
  • 賃上げ計画は実現可能な水準で策定し、財務状況と整合させる
  • 第7回公募締切は2026年7月31日17:00。チェックリストを確認して早めに申請しよう

→ 申請の全手順は省力化補助金の申請方法をご確認ください。

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