2026-06-27
省力化補助金 カタログ型と一般型の違いとは?どちらで申請すべき【2026年】
⚠️【第7回】申請受付:2026年7月1日(水)10:00〜7月31日(金)17:00
省力化補助金(一般型)第7回の申請受付が2026年7月1日(水)10:00から開始します。申請前にカタログ型・一般型のどちらで申請すべきかを必ず確認してください。
省力化補助金は「カタログ注文型」と「一般型」の2種類があり、導入する設備の種類や目的によってどちらで申請するかを選ぶ必要があります。 カタログ型はシンプルで申請しやすい反面、対象製品が限られます。一般型は幅広い設備に対応しますが、申請書類が複雑です。
この記事では、両者の違いを比較し、自社にどちらが向いているかを判断できるよう解説します。
省力化補助金 カタログ型と一般型の概要比較
まず両者の基本的な違いを表で整理します。
| 項目 | カタログ注文型 | 一般型 |
|---|---|---|
| 対象製品 | 事務局のカタログに掲載された製品のみ | 幅広い省力化設備・システム |
| 補助率 | 1/2(小規模:2/3) | 1/2(小規模:2/3) |
| 補助上限 | 従業員規模に応じ750万〜8,000万円 | 従業員規模に応じ750万〜8,000万円 |
| 申請のしやすさ | ★★★(比較的シンプル) | ★★(専門家のサポート推奨) |
| 認定支援機関 | 不要 | 必要 |
| 事業計画書 | 簡易的な計画書 | 詳細な事業計画書が必要 |
| 向いている企業 | すぐ使える既製品を導入したい | カスタム設備・システム開発を行いたい |
ℹ️補助率・補助上限は同じ
カタログ型・一般型ともに補助率と補助上限は同じです。違いは「対象製品の範囲」と「申請の複雑さ」です。
カタログ注文型とは?
カタログ注文型の仕組み
カタログ注文型は、省力化補助金の事務局(中小企業基盤整備機構)が認定した製品カタログに掲載されている設備を購入・導入する場合に使う申請類型です。
カタログに掲載されている製品例:
- 清掃・消毒ロボット(自動床洗浄機・除菌ロボットなど)
- 配膳・運搬ロボット(飲食店・介護施設向け)
- 自動精算機・セルフレジ(小売・飲食向け)
- スマートロック・入退管理システム
- AIカメラ・モニタリングシステム
- 自動梱包・仕分けシステム
✅カタログ検索で製品を探そう
導入したい製品がカタログに掲載されているか、省力化補助金公式サイトの製品カタログ検索で確認できます。業種・作業工程・製品カテゴリーから絞り込めます。
カタログ注文型の申請フロー
- カタログで製品を探す → 公式サイトで業種・作業工程から検索
- 販売事業者に相談・見積もり取得 → カタログに掲載の販売事業者に問い合わせ
- GビズIDプライムを取得 → 取得に2〜3週間かかるため早めに
- 申請書類を準備 → 事業概要・導入計画・見積書など
- 申請ポータルで電子申請 → 販売事業者と共同で申請
- 採択後に発注・導入・交付申請 → 交付決定を受けてから発注すること
カタログ注文型が向いている企業
- 既製品(ロボット・自動機器)を導入したい
- 申請書類の準備に多くの時間をかけられない
- 認定支援機関(税理士・中小企業診断士など)にサポートを依頼しにくい
- 比較的小規模な投資(数百万円規模)を検討している
一般型とは?
一般型の仕組み
一般型は、カタログ掲載製品以外の設備・システムも対象になる申請類型です。自社の工場や業務フローに合わせたカスタム設備・受注システム・自動化ラインなども補助対象になります。
一般型の対象経費例:
- カタログ非掲載の省力化機器・ロボット
- 自社向けにカスタム開発したシステム・ソフトウェア
- 複数の機器を組み合わせた自動化ライン
- 省力化に伴う工場レイアウト変更・電気工事(附帯工事費)
⚠️一般型は認定支援機関のサポートが必須
一般型の申請には、認定経営革新等支援機関(認定支援機関)の確認書が必要です。税理士・中小企業診断士・商工会議所などが認定支援機関にあたります。早めに相談しておきましょう。→ 認定支援機関の探し方はこちら
一般型の申請フロー
- 認定支援機関に相談 → 事業計画書作成のサポートを受ける
- GビズIDプライムを取得 → 取得に2〜3週間かかるため早めに
- 事業計画書・詳細な書類を準備 → 省力化の効果・導入スケジュール・収益計画を記載
- 申請ポータルで電子申請
- 採択後に発注・導入・交付申請
一般型が向いている企業
- 自社の生産ラインに合わせたカスタム設備を導入したい
- カタログに掲載されていない機器・システムを検討している
- 複数の機器を組み合わせた大規模な自動化を計画している
- 認定支援機関(顧問税理士・中小企業診断士)がいる
どちらを選ぶべきか?判断フローチャート
以下のフローで判断してください。
STEP 1:導入したい製品・設備はカタログに掲載されているか?
- 掲載されている → カタログ注文型で申請
- 掲載されていない → 一般型で申請
STEP 2(カタログ型選択の場合):1社の製品だけで省力化目標を達成できるか?
- できる → カタログ注文型のままで進む
- 複数の組み合わせが必要で複雑 → 一般型も検討
STEP 3(一般型選択の場合):認定支援機関と連携できるか?
- 連携できる → 一般型で申請
- 難しい → 商工会議所に相談するか、カタログ型で対応できる製品に変更を検討
✅迷ったらカタログ型から検討
申請に不慣れな場合は、まずカタログ型で申請できる製品がないか確認するのがおすすめです。カタログ型のほうが申請書類がシンプルで、採択まで比較的スムーズに進められます。
よくある疑問
Q. カタログ型と一般型を同時に申請できますか?
A. 同一の申請では1つの類型を選ぶ必要があります。ただし、異なる設備について別々の公募回で申請することは可能です(ただし、申請中・交付決定済みの場合は新規申請不可)。
Q. カタログ型で申請したが、採択後に製品を変更できますか?
A. 原則として、採択後の製品変更は認められません。申請前に必ず最終的な導入製品を確定してから申請してください。
Q. 一般型の「省力化効果」はどう示せばいいですか?
A. 導入前後の作業時間・人件費・生産量などを数値で比較します。例:「現在の受発注作業に月40時間かかっているが、導入後は月5時間に削減(87.5%削減)」のように具体的な数値で示すことが採択率向上のコツです。
Q. 補助対象外になるケースを教えてください。
A. 以下は補助対象外になります。
- カタログ掲載製品を購入したが、発注前に交付申請をしていない(採択前発注はNG)
- 省力化と直接関係のない設備(オフィス家具・PCなど)
- 建物本体・土地
- 中古品(カタログ型では原則対象外)
まとめ
- カタログ注文型:既製品をシンプルに導入したい企業向け。申請書類が比較的シンプルで認定支援機関不要
- 一般型:カスタム設備・大規模自動化を計画している企業向け。認定支援機関のサポートが必須
- 迷ったらまずカタログで製品を探すのがおすすめ
- 第7回の申請受付は2026年7月1日(水)10:00〜7月31日(金)17:00
申請の詳細な手順は「省力化補助金の申請方法【2026年第7回】」をご参照ください。
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