エイジフレンドリー補助金2026:11月20日まで延長・対象と申請手順
令和8年度エイジフレンドリー補助金の申請期限は、2026年11月20日(金)まで延長されました。 ただし、専門家総合対策コースの第1段階は受付終了です。初めて申請する方は、第2段階からの申請条件や、熱中症対策・コラボヘルスの対象を確認してください。
高年齢の従業員の転倒・腰痛・熱中症などを防ぐための取組を支援する制度です。設備を選ぶ前に、自社の対象条件、リスク、申請できるコースを確認すると準備を進めやすくなります。
申請できる事業者とコース
厚生労働省の令和8年度リーフレットでは、次の条件を満たす中小企業事業者が対象とされています。
- 1年以上事業を実施している
- 役員を除き、自社の労災保険が適用される60歳以上の労働者が、常時1名以上就労している
- 業種ごとに定められた労働者数または資本金等の中小企業の範囲に該当する
業種別の規模条件はリーフレット5ページを確認してください。60歳以上の役員がいることだけでは、この労働者要件を満たしません。対象労働者が実際に従事する業務と導入機器の関係も確認が必要です。
| コース・段階 | 主な取組 | 補助率 | 補助上限(消費税を除く) |
|---|---|---|---|
| 専門家総合対策・第1段階A | 外部専門家によるリスクアセスメント | 4/5 | 第2段階BまたはCと合計100万円。第1段階の申請受付は終了 |
| 専門家総合対策・第2段階B | リスクアセスメントに基づく設備・装置等の対策 | 1/2 | 第1段階Aと合計100万円 |
| 専門家総合対策・第2段階C | 転倒・腰痛予防のための身体機能チェックと運動指導等 | 1/2 | 第1段階Aと合計100万円 |
| 熱中症対策 | 身体機能の低下を補う装置・装備の導入 | 1/2 | 100万円 |
| コラボヘルス | 保険者との連携などによる健康保持増進 | 3/4 | 30万円 |
コラボヘルスコースは、事業主健診の情報を医療保険者へ提供していることが前提です。健康スコアリングレポート等の資料や、提供を受けられない場合の扱いもリーフレット5ページで確認してください。
専門家総合対策の各段階で、それぞれ100万円ずつ受け取れるわけではありません。また、事務センターは複数コースを併せた申請を認めず、申請は1年度1回までと案内しています。専門家総合対策で第1・第2段階の手続きが分かれる点とは区別してください。
これから専門家総合対策を申し込む場合
第1段階の申請期間は9月30日で終了しています。現在も第1段階から新たに申し込める、という延長ではありません。
初めてでも、自社の安全衛生担当者等によるリスクアセスメントを実施し、その結果を踏まえて第2段階から申請する方法が案内されています。担当者の条件と参考様式を厚生労働省の申請資料で確認します。リーフレットには、常時使用する労働者が10名未満の場合は事業主も実施できると記載されています。
たとえば、滑りやすい通路の対策、重量物の取扱いを補助する機器、介護での身体的負担を軽減する機器などは、職場のリスクと対策の対応を整理します。製品名だけで対象になるとは判断せず、対象の労働者が使う業務、設置場所、台数、見積内容を確認してください。
すでに外部専門家による第1段階の交付決定を受けている場合は、その実施結果に基づく第2段階の申請案内を確認します。第1段階の決定だけで、設備の購入まで承認されたことにはなりません。
提出から入金までの順序
- 公式リーフレット・Q&Aで対象条件を確認し、事務センターから該当コース・段階の申請書類を入手します
- 計画・見積・添付書類を準備し、事務センターへ提出します。申請書類はJグランツまたは郵送で提出する案内です。メールでは申請できません
- 審査結果を待ち、交付決定通知書を受け取ってから、承認された内容の発注・取組を開始します
- 交付決定を受けた取組をすべて完了してから、業者への代金を支払います
- 実施報告と支払請求資料を提出し、確認・金額確定を経て補助金が支払われます
⚠️発注と前払いのタイミングに注意
交付決定前に取組を開始・発注した場合や、決定された取組がすべて完了する前に代金を支払った場合は、補助金が支払われません。設備が必要な時期と、交付決定を待てる時期が合うかを先に確認してください。
申請から結果通知までは、コース・受付月によって日程が異なります。事務センターの審査日程では、第2段階等は月ごとの取りまとめ・審査となっており、個別に審査を早める扱いはしていません。補助金の入金前に必要な支払いをできるか、自己負担と資金繰りの考え方も確認しておきましょう。
期限と問い合わせ先
| 手続き | 期限 |
|---|---|
| 専門家総合対策・第1段階の交付申請 | 2026年9月30日。受付終了 |
| 第2段階・熱中症対策・コラボヘルスの交付申請 | 2026年11月20日。郵送は当日消印有効 |
| 支払請求資料の提出 | 2027年1月31日。当日消印有効 |
予算に達した場合は、申請期間内でも受付を締め切ります。郵送は消印・受付日を確認できる方法が必要です。電子申請に不備がある場合は、修正して再提出し、事務局が受付を完了した日が受付日になります(公式Q&A・問2③)。期限直前に最初の送信をすれば間に合うとは判断せず、補正できる時間を確保してください。IDの準備についてはGビズIDの取得方法にまとめています。
窓口は日本労働安全衛生コンサルタント会・エイジフレンドリー補助金事務センターです。申請担当は03-6381-7507、受付は平日10:00〜12:00・13:00〜15:00です。提出先住所・休業日・支払担当は公式案内で確認できます。
2026年10月7日訂正: 10月31日としていた申請期限を公式延長に合わせて更新し、第1段階の終了、段階を通算した上限、補助率・対象条件を整理しました。早く申し込むほど採択されやすいという根拠のない説明も改めました。
公式情報確認日:2026年10月7日。ほかの制度は補助金ナビで検索できます。